訪問看護で得られる学びとは

訪問看護師として働くと、病院勤務とはまた違った経験を積むことができます。
病院では患者さんの治療やケアに集中することが多く、生活そのものを支える場面は限られています。
一方で、訪問看護では患者さんの「暮らし」そのものに寄り添い、その人らしい生活を支える役割を担います。

在宅でのケア、ご家族との関わり、地域包括ケアシステムや介護保険について、現場を通じて深く学ぶことができます。
これらは病院では得にくい知識であり、訪問看護の大きな魅力です。

在宅だからこそ見える患者さんの生活

訪問看護の現場では、患者さんが普段どんな環境で生活しているのかを直接見ることができます。
ベッドの位置、家の中の段差、トイレまでの距離、家族の協力体制など、生活のすべてが看護に関わりますので、病院では「患者」として接する方々が、家では「生活者」であることを実感します。

ご家族と一緒にケアを考えることも多く、支援の幅が広がります。

「どうすれば家で安全に生活できるのか」
「どんな支えが必要なのか」

を一緒に模索するのも訪問看護師の大切な仕事になります。

経営視点を持てる訪問看護師

訪問看護ステーションは病院に比べると規模が小さいため、スタッフ一人ひとりが経営を意識する機会が増えます。
病院では経営管理は事務方が行い、看護師は給与が毎月当たり前のように振り込まれます。
しかし訪問看護では、1件あたりの金額、移動時間、ケア内容などを考え、ステーション全体の収益や自分の給与についても意識するようになります。

「自分の頑張りが給与に反映される」という仕組みを理解すると、
ただ働くだけでなく

「どうすればより良いサービスを届けられるか」

という視点が自然と身につくのです。
訪問看護ステーションまるっとけあでは、スタッフ自身が経営視点を持ち、共により良いステーションを作り上げていくことを大切にしています。

感謝の気持ちを忘れない働き方

私たちの給与は患者さんが支払ってくださる費用から成り立っています。
そのため、患者さんに「選んでいただけること」への感謝の気持ちを常に持ちながら働くことが大切です。
病院勤務のときには意識しにくいことですが、訪問看護の現場では一層実感します。

また、経営やお金の仕組みを理解することは、医療職としてだけでなく社会人として必要な力でもあります。
訪問看護で働くことで、看護師としてのスキルに加え「社会で生きていく力」も育てることができると感じています。

一緒に学び成長していける仲間を募集しています

訪問看護ステーションまるっとけあでは、日々スタッフ同士で学び合い、知識や技術を高めています。
看護師として現場力を磨くことはもちろんですが、経営視点や社会で役立つ知識を一緒に学んでいける仲間を求めています。

訪問看護ステーションまるっとけあでは、看護師や理学療法士のスタッフを募集しています。
小さなステーションだからこそ、一人ひとりの力が大きく反映されます。
一緒に働き、共にステーションを育てていく仲間との出会いを心から楽しみにしています!

「事前説明会」も随時開催しております

訪問看護に興味がある方、入社を悩んでいる方、今すぐではないけど入社を検討されている方等、訪問看護に関する不安を取り除いていただくために事前説明会を随時開催しております。

お申込みの際は、「ご希望日時」を必ず入力ください。(日程調整の上、ご返信させていただきます。)
また、事前に質問内容や確認事項などをご入力いただけますと、資料などをご用意いたします。

事業所へお越し頂いた場合は当日の面接(履歴書、職務経歴書、免許証(資格証明)、筆記用具持参)も可能です。
勤務日、勤務時間等のご希望を考慮致します。まずはお気軽にご相談ください。