訪問看護を選ぶときに大切な考え方
訪問看護の仕事に興味を持ち、転職を考えるとき、多くの方が気になるのは給与や休日の条件です。
もちろん、それらは生活の基盤となる大切な要素です。
ですが、条件が整っている職場に入職しても「何か違う」と感じたり、環境の変化で思い描いていた姿と違ってしまった場合に、やりがいを失ってしまうことがあります。
そんなときに一番大切になるのは「自分がなぜ訪問看護を選ぶのか」という目的を明確にすることです。
どんな方を支えたいのか、どのように生活を支援したいのか、自分の価値観と照らし合わせて考えることが、後悔のない転職につながります。
一時的な気持ちに流されず、将来どのように働きたいのか、自分自身としっかり向き合うことが大切です。
情報収集は多角的に行うこと
転職活動の基本は、求人サイトやホームページ、Youtube、instagramなどのソーシャルで情報を確認することです。
ですが、それだけでは見えてこない部分も多くあります。
実際に職場の雰囲気や働き方を知るためには、直接話を聞いたり、見学をしてみることが有効です。
最近では「見学会」や「オンライン説明会」を開催している事業所も増えています。
気になるところがあれば、積極的に参加してみましょう。
訪問看護ステーションまるっとけあでも、オンラインでのお仕事説明会や事前相談会を実施しています。
ご興味のある方はぜひご参加ください。
チェックしておきたい具体的なポイント
職場を選ぶ際に、あらかじめ確認しておきたい内容があります。
以下に例を挙げますので、参考にしてみてください。
給与や働き方
・昇給制度の有無
・オンコール手当の金額
・残業時間の実態
・訪問件数や事務作業の負担
・兼務業務の有無
休日や休暇制度
・基本的なお休みの取り方
・産休・育休制度の利用しやすさ
・体調不良時の有給の使いやすさ
・時短勤務制度の有無
・休日の急な呼び出しの頻度
・休みの振替や交換の柔軟さ
研修や教育体制
・同行訪問の期間や内容
・独り立ちまでのステップ
・フォロー体制の有無
・業務時間内外の研修のあり方
・プリセプター制度や担当者の存在
こうした項目を事前に整理し、職場と自分との相性を確認することが大切です。
単に条件を満たしているかどうかではなく、「自分が求める価値観と職場が合っているかどうか」を考えましょう。
遠慮せず質問する姿勢が大切
組織側はもちろん良い人材を求めていますが、そこには「自分たちと合う方と一緒に働きたい」という思いも含まれています。
そのため、気になることがあれば遠慮せず質問することが大切です。
たとえば、教育体制の実際や、先輩スタッフの働き方など、求人票では分からない部分を具体的に確認しましょう。
質問をすることで、自分自身が安心できるだけでなく、相手にとっても「意欲のある人」と好印象につながることもあります。
自分と向き合い未来を描く転職に
訪問看護は患者さんやご家族の生活に深く関わる、とてもやりがいのある仕事です。
だからこそ、自分の思いを大切にしながら職場を選ぶことが必要です。
せっかく勇気を出して転職を決めるのですから、この機会に自分の将来像を考え、心の声に耳を傾けてみてください。
訪問看護ステーションまるっとけあでは、求職者の方一人ひとりに寄り添い、お互いに良い方向に進めるよう支援を行っています。
少しでも興味を持っていただけたら、ぜひ見学会や説明会にご参加ください。
お待ちしております。
「事前説明会」も随時開催しております

訪問看護に興味がある方、入社を悩んでいる方、今すぐではないけど入社を検討されている方等、訪問看護に関する不安を取り除いていただくために事前説明会を随時開催しております。
お申込みの際は、「ご希望日時」を必ず入力ください。(日程調整の上、ご返信させていただきます。)
また、事前に質問内容や確認事項などをご入力いただけますと、資料などをご用意いたします。
事業所へお越し頂いた場合は当日の面接(履歴書、職務経歴書、免許証(資格証明)、筆記用具持参)も可能です。
勤務日、勤務時間等のご希望を考慮致します。まずはお気軽にご相談ください。