在宅の現場で、より専門的な支援が求められている
まるっとけあ採用担当です。
今回は、スタッフ対談動画でもお話しした「療法士専門ケアチーム」について、あらためて詳しくご紹介します。
近年、在宅医療の現場では、病院から早い段階で退院される利用者さまが増えています。
その分、在宅に戻ってからも医療的な管理や専門的なリハビリが必要になるケースが多くなりました。

「退院はできたけれど、この先の生活が不安」
「本当に在宅で大丈夫だろうか」
そんな利用者さまやご家族の声を、私たちはこれまで何度も耳にしてきました。
だからこそ、まるっとけあでは、これまで以上に専門性の高い支援を在宅で届けるため、新たな取り組みとして療法士を中心とした専門ケアチームを立ち上げることにしました。
4つの疾患に特化した専門ケアチーム
今回新しく立ち上げるのは、次の4つの専門ケアチームです。
- パーキンソン病ケアチーム
- 脳卒中ケアチーム
- 心不全ケアチーム
- 糖尿病ケアチーム
いずれも、在宅医療の現場で支援ニーズが非常に高い疾患です。
疾患ごとに症状の出方や生活上の困りごとが異なるため、一般的なリハビリだけでは対応が難しい場面も少なくありません。
そこで、疾患ごとに知識と経験を深めた療法士が中心となり、看護師やケアマネジャーと連携しながら、チームとして支援を行っていきます。
専門チームがあることで何が変わるのか
専門ケアチームがあることで、支援の質は大きく変わります。
療法士は、学生時代や臨床経験の中で幅広い疾患を学びますが、どうしても一人で深く学び続けるには限界があります。
チームとして同じ疾患に向き合うことで、日々のケース共有や振り返りができ、専門的な知識や技術を継続的に高めていくことができます。
その結果、利用者さまに対しては
- より根拠のあるリハビリが提供できる
- 小さな変化にも気づきやすくなる
- 生活全体を見据えた支援ができる
といったメリットが生まれます。
ご家族にとっても、「専門チームがついている」という安心感につながると考えています。
資格を持つスタッフが在籍しています
まるっとけあには、すでに専門資格を持つ療法士が在籍しています。
例えば、
- 認定理学療法士
- 心不全療養指導士
など、疾患に特化した知識とスキルを持つスタッフが、今回の専門チームの中心メンバーとなります。
また、療法士だけでなく、看護師やケアマネジャーもチームに加わります。
それぞれの専門職が意見を出し合いながら、利用者さま一人ひとりに合った支援を考えていく体制です。
病院経験を在宅で活かしたい方へ
現在、病院で勤務されている療法士の方の中には、

「もっと一人ひとりの生活に深く関わりたい」
「専門性を活かしながら、地域に貢献したい」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
在宅の現場は、決して楽なことばかりではありません。
ですが、その分、利用者さまの生活そのものに寄り添えるやりがいがあります。
また、すでに在宅で働いている方で、

「今後のキャリアをどう築いていくか悩んでいる」
「強みになる専門性を身につけたい」
という方にとっても、今回の専門ケアチームは大きなチャンスになるはずです。
説明会で詳しくお話ししています
まるっとけあでは、随時説明会を行っています。
専門ケアチームのことはもちろん、働き方やキャリアアップについても、できるだけ分かりやすくお伝えしています。
少しでも興味を持っていただけた方は、ぜひお気軽にご応募ください。
私たちと一緒に、在宅医療のこれからをつくっていきましょう。







