神奈川県と横浜市の現状

神奈川県の人口は約922万人と全国で2番目に多いと言われています。
その中でも横浜市は2025年1月時点で約375万人の人が暮らしており、大都市のひとつです。

人口自体は少しずつ減少している傾向にありますが、その内訳を見ると高齢化が進んでいます。
横浜市の65歳以上の高齢者人口は全体の25.5%を占めており、今後も増加していくと予想されています。

地域の医療や看護の現場では、このような高齢化の進行に対して十分な人材をどう確保するかが大きな課題となっています。

看護師が足りない現実

全国的に見ても神奈川県の看護師数は非常に少なく、人口10万人に対する就業看護師数は約950人で、全国47都道府県中46位という状況です。
(※神奈川県公式サイトより)
これだけ人口が多い県であるにもかかわらず、他県との比較でも看護職員による医療供給面で相対的な人員不足が浮き彫りになっていることがわかります。

現場で働く看護師の負担は大きく、一人ひとりの責任が重くのしかかっています。
そのため、長く働き続けることが難しい人も少なくありません。

離職率の高さとその背景

看護師の離職率が全国平均を上回っていることも問題です。
特に若い世代の離職が目立っており、夜勤の大変さや職場での孤独感、能力や適性に対する不安が原因とされています。

同期や同級生と悩みを共有できずにストレスを抱えてしまい、やむを得ず退職する人も多いのが現実です。
この状況が続くと、さらに人材不足が深刻化していくことが懸念されます。

働く場所を選ぶという視点

みなさんは就職や転職の際に「どの地域で働くか」を意識したことがありますか。
地元や母校がある地域を選ぶ人もいれば、生活環境を重視する人もいるでしょう。

大切なのは、自分に合った職場を選ぶために十分な「選択肢」を知ることです。
先ほどご紹介した神奈川県のように、人材が強く求められる地域では、自分に合う環境を見つけやすいとも言えます。

もちろん私たち「訪問看護ステーションまるっとけあ」もそうであるように、事業所は「誰でもいいから雇いたい」というわけではありません。
理念や社風に共感し、地域に貢献したいという思いを持つ人と共に働きたいと考えています。

見学からはじめる安心の一歩

看護師採用の激戦区である神奈川県ですが、「訪問看護ステーションまるっとけあ」にはありがたいことに多くの方から問い合わせがあります。

私たちは応募を検討してくださる方に、まずステーションの見学に来ていただくことをおすすめしています。
見学を通じて管理者と直接話し、想いや方針を伝え合うことで、お互いの適性を確認できます。

働く上で大事なのは、仕事内容だけでなく「人」との相性です。
見学の場はその第一歩としてとても有意義です。

訪問看護がまだよくわからない方へ

「訪問看護」という言葉を聞いても、実際にどのような仕事なのかイメージが湧かないという方も多いと思います。
訪問看護ステーションまるっとけあでは、そうした方にも丁寧に説明を行っています。

どんな場面で看護師が活躍できるのか、どんなサポートが必要とされているのかを知ることで、働き方の幅が広がります。
気軽に足を運んでいただければ、きっと新しい発見があるはずです。

私たちが地域で必要とされる取り組み

神奈川県や横浜市のように人口が多く高齢化が進む地域では、訪問看護の需要がますます高まっていきます。
医療機関だけでなく在宅で生活する人を支えるために、訪問看護は欠かせない存在です。
そのためには、働く人が安心してキャリアを築ける環境を整えることが重要です。

訪問看護ステーションまるっとけあでは、そのような考えから、看護師一人ひとりが長く安心して働けるような職場づくりに特に力を入れています。
そして、これからも地域の方々に信頼されるサービスを継続して届けてまいります。

一緒に働きたいと思ってくださった方は、是非一度お気軽にお問い合わせください。


「事前説明会」も随時開催しております

訪問看護に興味がある方、入社を悩んでいる方、今すぐではないけど入社を検討されている方等、訪問看護に関する不安を取り除いていただくために事前説明会を随時開催しております。

お申込みの際は、「ご希望日時」を必ず入力ください。(日程調整の上、ご返信させていただきます。)
また、事前に質問内容や確認事項などをご入力いただけますと、資料などをご用意いたします。

事業所へお越し頂いた場合は当日の面接(履歴書、職務経歴書、免許証(資格証明)、筆記用具持参)も可能です。
勤務日、勤務時間等のご希望を考慮致します。まずはお気軽にご相談ください。