訪問看護における“聴く力”とは?
訪問看護では、患者さんやご家族と信頼関係を築くことがとても大切です。
そのために欠かせないのが“聴く力”です。
“聴く力”とは、ただ話を聞くだけではなく、相手の気持ちを理解し、共感しながら話を受け止めるスキルのことです。
これができると、患者さんやご家族は安心して自分の思いを話せるようになります。
なぜ“聴く力”が大切なのか?
1. 信頼関係を築くため
訪問看護では、短い時間で患者さんと深い信頼関係を築く必要があります。
そのために、相手の話をしっかり聞き、受け止める姿勢が大切です。
「この人は自分のことをちゃんと理解してくれる」と感じてもらえれば、患者さんも安心して看護を受けられます。
2. 本当に必要なケアを見つけるため
患者さんが抱えている悩みや不安は、言葉にしにくいこともあります。
表面に出ている症状だけでなく、背景にある本当の気持ちや困りごとを理解することで、より適切なケアが提供できます。
例えば、「痛みがある」と言われたときに、ただ痛み止めを勧めるのではなく、

・どんな時に痛みを感じるのか?
・どのくらいの痛みなのか?
・痛み以外に気になることはないか?
といった質問をすることで、適切な対応を考えやすくなります。
3. 患者さんの気持ちを軽くするため
訪問看護の現場では、患者さんやご家族が不安を抱えていることが多いです。
しっかりと話を聞くことで、気持ちが軽くなり、安心感を持ってもらうことができます。
特に、ご家族は

「介護の負担が大きい」
「どう接していいかわからない」
と悩んでいることもあります。
そんな時に、寄り添って話を聞くだけで気持ちが楽になることも多いのです。
“聴く力”を高めるポイント
1. 相手の話をさえぎらない
話の途中で口をはさんだり、自分の意見を先に言ったりすると、相手は話しづらくなります。
まずは最後までしっかり聞くことを意識しましょう。
2. 相槌やうなずきを意識する
「うんうん」「なるほど」などの相槌や、うなずきなどを適度に入れることで、「ちゃんと話を聞いてくれている」と感じてもらえます。
3. 復唱するように確認する
患者さんの言葉を繰り返して確認すると、より深い理解につながります。
例えば、

「最近、夜眠れなくて…」と言われたら

「夜眠れないんですね。どんな感じで眠れないですか?」と返すことで、より具体的な情報を引き出せます。
4. 言葉だけでなく、表情や仕草にも注目する
言葉だけでなく、患者さんの表情や仕草からも気持ちを読み取ることが大切です。
「大丈夫」と言っていても、不安そうな表情をしていたら、
「何か気になることがありますか?」と一歩踏み込んで聞くことができます。
さて、いかがでしたでしょうか?
訪問看護では、技術だけでなく“聴く力”がとても重要だということがお分かりいただけたかと思います。
相手の話をしっかり聞き、気持ちをくみ取ることで、
- 信頼関係を築く
- 適切なケアを提供する
- 患者さんやご家族の不安を軽くする
ことができるのです。
日々の訪問で、ぜひ“聴く力”を意識してみてくださいね。
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